葬儀文例集


弔 電

お知らせを受けて、お通夜や告別式に参列できない場合、葬儀の前日までに届くように電報を打電することがベストです。遅くとも葬儀開始3時間前までには電報が届くようにしましょう。
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弔 辞

弔辞は、故人さまと特に親しかった「友人・知人」が、死を悼み、別れを告げるものです。その際、ご遺族に慰めの言葉を伝え、故人さまの人柄や生前の業績を故人さまに語りかけるように、参列者に伝えるようにします。
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危篤・逝去を知らせる案内

危篤の知らせ
「私は□□の妻○○と申します。実は夫の□□が先ほど危篤となりました。△△街道沿いの××病院の●●号室に入院中ですが、一目会っていただけないかと思い、お電話させていただきました。病院の場所はお分かりになるでしょうか。明日の午前十一時頃にお越しいただければと思います。何卒よろしくお願い致します。」
逝去の知らせ(近親者などに)
「私は□□の長男で○○と申します。実は父の□□が昨晩、死去いたしました。取り急ぎお知らせを差し上げるべくご連絡いたしました。葬儀の日程は決まり次第、追ってご連絡をさせていただきます。」
※近親者や親戚付き合いをしている方にはすぐに連絡を取りましょう。他の方々には、葬儀の日取りが決まってから連絡するとよいでしょう。

死亡通知の書き方

父○○儀、×月×日午前○時○○分、永眠致しました。ここに生前の御厚誼に感謝し謹んでお知らせ申し上げます。追って葬儀・告別式は左記の通り執り行います。
一、日時 ×月×日
  葬 儀  午前○時~○時
  告別式 午前○時~○時
一、場所 ×× 尚故人の遺志により、ご供物ご供花の儀は固くお断り申し上げます。
平成×年×月×日
○○県○○市○○町○○
喪 主 ○○○○

母○○儀、九十歳をもって○月○日午後○○時○○分、自宅で大往生いたしました。 生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせ申し上げます。 葬儀は左記の通り行います。
日 時  ○月○○日(水)
葬 儀  午後二時より三時
告別式   午後三時より四時
式 場  ○○斎場(○○県○○市)
平 成  ○○年○月○日
喪 主  ○○○○

夫(妻)□□儀、本日○日午前△△時△△分、心筋梗塞で死亡いたしました。享年五十九歳でした。
 私としても覚悟はしておりましたが、現実に夫(妻)の死に直面し、ただただ狼狽しております。
 葬儀ならびに告別式は、○○日午後一時から仏式で自宅にて執り行います。とりいそぎお知らせいたします。


通夜・告別式・本葬の通知

父の通夜・告別式の通知
父□□儀×月×日午後×時×分、心不全のため享年八十一歳にて急逝いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。  
なお、通夜 葬儀は左記の通り自宅にて相営みます。
敬 具

通 夜 ×月×日(×) 午後×時~×時
葬 儀 ×月×日(×) 午後×時~×時
告別式 ×月×日(×) 午後×時~×時
場 所 ○○県○○市○○町
母の本葬の通知  
母□□儀、八十二歳をもって○月○日午前○時○分、××病院にて永眠いたしました。故人に代わりまして、生前のご厚誼に深くお礼を申し上げます。  
また通夜、密葬の儀は近親者だけで無事に行いました。  
本葬は○月○日午後一時から、告別式は同日午後三時から××寺にて執り行います。

会葬礼状の書き方

父の葬儀に対する会葬礼状
故○○儀告別式に際しましては、ご多忙中にもかかわらず、遠路わざわざご会葬くだされ、 ご丁重なるご芳志を賜りましてまことにありがたく厚く御礼申し上げます。 皆様には拝趨のうえご挨拶申し上ぐべきところ、 略儀ながら書中をもって謹んで御礼申し上げます。
○○県○○市○○町1の1の1
喪主 ○○○○
外 親戚一同
夫の葬儀に対する会葬礼状
夫□□の葬儀にあたりましては、お忙しい中をお越しいただきました上、お心の込もった御供物を賜りましてまことにありがとうございました。 心から御礼申し上げます。また、混雑にとりまぎれ行き届かぬことばかりでございましたことをお詫び申し上げます。どうぞ主人の友人・知人の方にも宜しくお伝え下さるようお願い申し上げます。まずは書中をもって御礼申し上げます。

お悔やみ状・お悔やみ状への礼状の書き方

父を亡くした知人へのお悔やみ状 
本日、電報にてご尊父様ご他界のお報せをいただきました。謹んでお悔やみ申し上げます。  平素は人一倍ご健康な方でいらっしゃいましただけに、ご家族の皆さまのお心のこもったご看病により必ずやご回復なさると信じておりましたが、全く残念な思いでございます。御一同様のお悲しみ、ご落胆はいかばかりかと拝察申しあげております。 何をおいてもお伺いをしてお焼香させていただくべきところでございますが、私病気中のためご葬儀への参列がかないませず、申しわけございません。とりあえず書中をもってお悔やみを申し上げるしだいでございます。  なお、僅少ながら御香典を同封致しましたので、ご霊前にお手向け下さいますようお願い申しあげます。
夫の死への悔やみ状に対する礼状  
○○さん、このたびは夫の死去にご丁寧なお悔やみ状をいただき、本当にありがとうございました。  突然のことに、一時は茫然自失いたしましたが、いまさら取り返しのつくものでもありません。このうえは、残された者が力を合わせることが、亡夫に対するせめてもの追善ではないかと考える次第であります。
なにぶん未熟者ばかりですので、亡夫の生前同様、今後ともよろしく御指導のほどお願い申し上げます。まずは、御礼かたがた御挨拶まで申し上げます。


お悔やみに対する文例集

一般的な返礼の言葉
「お忙しい中、また遠いところをお見え頂き誠に恐縮でございます。故人になり代わりまして厚くお礼申し上げます」
「早速のご弔問ありがとうございます。生前は故人とご懇意にしてくださり、大変ありがとうございました」
「ご弔問いただいた上、ご厚志まで賜りまして大変恐縮でございます。早速、霊前に供えさせていただきます」
闘病生活が長かった場合
「本日はお忙しい中お越しいただき、ありがとうございます。また闘病中はわざわざご来院いただいた上、お見舞いまで頂戴したのですが闘病の末、逝去してしまいました。故人に代わり厚くお礼申し上げます」
故人との対面を勧める場合
「この度はお越しいただきまして誠にありがとうございます。入院中には故人も逝去の前にお会いしたいと申しておりました。よろしければ、一目お別れをしてあげていただけますでしょうか」

忌明けの挨拶状

謹啓 先般 父○○永眠の際はご懇篤なご弔辞を戴き、その上ご鄭重な御供物を賜り誠に有り難うございました。ご芳情のほど厚く御礼申し上げます
本日
○○○○信士
七七日忌法要相営みました。
就きましては供養のお印までに心ばかりの品をお送りいたしましたので何卒ご受納下さいますようお願い申し上げます。先ずは略儀ながら書中をもって謹んでご挨拶申し上げます。
敬具
平成○○年○月○日
○○○○