「せきの」では、各種仏像のお取り扱いをしております。
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● 真言宗 | (翔)白檀 上彫大日 箔押木瓜 丸台座 (翔)極上彩色 不動・弘法
- 宗 祖 》弘法大師(空海)
- 本 山 》真言宗十八本山と呼ばれ、主要門流のそれぞれに本山を有しています。
真言宗は、最澄と同じ時期に唐に渡った空海が、当時中国で密教の第一人者であった恵果に師事し金剛界・胎蔵界の奥義を授けられ、日本に持ち帰りました。天皇や貴族の保護を受け、高野山に金剛峯寺を開創、さらに天皇より東寺を下賜され隆盛を誇ります。後年には弘法大師の号を贈られ、お大師さまや弘法さまとして現在でも厚く進行されています。
● 浄土宗 | (翔)白檀 上彫舟立弥陀 箔押木瓜 丸台座 (翔)極上彩色 立両大師台付
- 宗 祖 》法然上人(円光大師)
- 総本山 》知恩院(京都市)
浄土宗は、1175年に法然が中国浄土教の善導大師による「阿弥陀仏の名を唱えれば、誰でも極楽浄土に往生できる」という教えを広めるために開宗しました。当時の仏教では出家して修行をしたり、寺院に寄付などができない者は救済の対象になりませんでした。浄土宗はこうした人々の心をとらえ、たちまち広く社会に受け入れられ、浸透していきました。
● 曹洞宗 | (翔)白檀 上彫釈迦 箔押木瓜 丸台座 (翔)極上彩色 常済・承陽台付
- 宗 祖 》高祖 承陽大師(道元禅師)
- 開祖 常済大師(瑩山禅師)
- 両大本山 》永平寺(福井県) 総持寺(横浜市)
曹洞宗は、宋に渡り曹洞禅を学んだ道元により、日本に伝えられました。帰国後、活動の地を越前に定め、人材の育成に注力し、名僧を多数輩出しました。特に瑩山は多くの弟子を育成しながら、宗内の体制を整備しました。そして曹洞宗は地方武家や豪族、一般民衆に受け入れられ、特に地方に宗勢を拡大していくことになったのです。
● 日蓮宗 | (翔)白檀 上彫日蓮 箔押三宝尊付台座 (翔)極上彩色 大黒天・鬼子母神
- 宗 祖 》日蓮聖人(立正大師)
- 総本山 》久遠寺(山梨県)
日蓮宗は、清澄寺や比叡山など各地で修行を積んだ日蓮により開かれました。諸国を巡るなかで『法華経』こそ釈迦の真実の教えであると確信し、1253年、日蓮は関東地方を中心に布教を始めます。その活動は命の危険や流罪など困難を極めましたが、後に罪を解かれた日蓮は、身延山に入り、多数の書物を書き著し、弟子の育成に尽くしたのです。
● 臨済宗 妙心寺派| (翔)白檀 上彫座釈迦 箔押木瓜 丸台座 (翔)極上彩色 花園・無相台付
- 宗 祖 》宗祖 臨済義玄 開祖 明庵栄西
- 本 山 》現在は各派ごとに本山を有しています。京都にある妙心寺は、全国の妙心寺派の本山です。
臨済宗は、唐時代の高僧、臨済義玄を宗祖として開かれました。鎌倉時代に中国に渡った栄西や弁円は臨済禅を学び、日本に臨済宗を伝えると、武家政権の支持を拡大し、建築や庭園、山水画など文化面にも多大な影響を与えました。妙心寺は、1337年、花園法皇の離宮を禅寺に改め、無相大師(関山慧玄)を開山として開創されました。
● 天台宗 | (翔)白檀 上彫座弥陀 箔押木瓜 丸台座 (翔)極上彩色 伝教・天台台付
- 宗 祖 》伝教大師(最澄)
- 高 祖 》天台大師(智顗)
- 総本山 》延暦寺(大津市)
天台宗は、中国の高僧天台大師智顗の中国天台宗を起源とし、日本では806年唐から帰国した最澄が比叡山を拠点に天台宗を興したことから始まります。円仁、円珍といった名僧を輩出し、平安時代から鎌倉時代にかけて、法然、道元、日蓮など代表的な宗派の開祖が比叡山で天台宗を学ぶなど、日本の仏教に多大な影響を与えました。
● 浄土真宗 本願寺派|
(翔)白檀 上彫西立弥陀 箔押木瓜 丸台座 (翔)上金掛軸 書絵 西用 両脇
- 宗 祖 》親鸞聖人(見真大師)
- 本 山 》真宗十派といわれる10の分派があり、それぞれに本山を有しています。
浄土真宗は、法然に入門していた親鸞による、阿弥陀如来に帰依することを教義の中心とした宗派です。親鸞没後は、蓮如、顕如といった名僧を排出し、宗勢を拡大しますが、親鸞の直系の血筋の間で浄土真宗本願寺派、真宗大谷派に分かれ、さらに門弟たちによる高田派、興正派、仏光寺派、木辺派、出雲路派、山元派、誠照寺派、三門徒派といった分派が誕生することになります。